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年齢によって幸せの感じ方が変化する?

こんにちは。
今回は幸せの感じ方についての記事をご紹介します。


「幸せというのは動く標的のようなもの」だということが
あらゆる努力や研究によってわかりました。

 

これから紹介するのは、ペンシルバニア大学の
ビジネススクールである、ウォートン・スクールの
Cassie MogilnerさんとAmit Bhattacharjeeさんの
研究結果です。

 

彼らは、人々が語る楽しい活動というものが
本当にバラバラだということに、日々の観察によって
気付きました。

 

マーケティングの教授Mogilnerさんと、
博士課程のBhattacharjeeさんは、幸せに基本的な
パターンが存在するのかということを突きとめようと
したのです。


2人は一連の研究において、どのような経験で
どの程度の幸せを感じるのかを被験者に聞きました。

 

また、年齢別にどのような活動を投稿するのか、
その活動によってどんな気分になったと言っているのか
を調べるために、Facebookの投稿もチェックしました。

 

この研究によって、幸せは一貫したパターンに従って
徐々に変化する傾向にあることが分かりました。

 


「未来を見ている若い人たちは、特別な経験から
より大きな幸せを感じています。
一方、年齢を重ねた人たちは、何でもない普通の
経験が幸せにつながっています。」

 


人がそれまでは特別で非日常的な経験に幸せを
感じていたのが、家族や友だちとごはんを食べるというような
日常的な出来事に幸せを感じるように変化する理由は
何なのでしょうか?

 

その疑問については、さらなる研究によって、
人生に残された時間がどれくらいあるかという感覚が、
日常生活に幸せを感じるように変化することと関連している
ことが分かりました。

 

「人生に残された時間はまだまだあると感じている時は、
日常的なものは当然のものだと思っている」

 

と言っています。

 


この研究については、


「こんなことわざわざ研究する人がいるの?」


と思った人もいるかもしれません。

 

この研究結果は、ある意味かなり当然のように
思えるからです。

 

自分が16歳の頃を思い出してみてください。
両親が、新しい台所の設備や、日曜の朝にゆっくりと
新聞が読めることに喜んでいるのに、首をかしげていたのでは
ないでしょうか。

 

しかし、私たちは、他人について知っていることも、
自分について期待していることも、まったく異なります。

 

幸せだと感じることが年齢と共に変化する、ということを
明確にしておくことには実用的なメリットがあるのです。


例えばマーケティング
年配層には普通のものを、若年層には特別なものを
強調するなど。

 

少なくとも、娯楽や週末の夜にお金をそこまでかけたくない
と変わってきている感覚は、まったくもって普通だという
科学的な確証が得られています。


昔は楽しいと思っていたワクワクドキドキするものが
そこまで恋しくなくなっても、まったく気にしなくていい
ということです。